
会社の基本事項を決定する

1.発起人を決定する

発起人は、会社の設立プランナーとして、定款の作成、株主の募集、株式の割当、株式の払込等、会社設立に関する事務手続きを行います。
株式会社設立の方法は、株式の引き受けの方法によって、発起人設立と募集設立とに大別できます。

発起人設立は、家族や友人などの限られた人たちが資本金を出し、その人たちが会社設立の際に発行する株式をすべて引き受ける方法です。
募集設立は、広く一般の人たちから資金を集める方法で、発起人以外の人にも株式を引き受けてもらう方法です。小規模会社では、通常発起人設立が行われますので、ここでは発起人設立の方法について説明します。

発起人設立では、発起人が、株式会社を設立するために基本事項を決めたり、定款を作成したり資本金を用意します。最初にこの発起人を決めます。発起人の数は1名以上と決められていますが、多人数では事務手続きが煩雑になりますので、通例1名から数名の発起人を決めます。
発起人は、発行される株式を必ず1株以上引き受けなければなりませんが、発起人になるための資格制限などは、特にありません 。


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